姥捨て山の新年会

こんにちは。ASJ石巻スタジオです。

昨日はスタジオ定休日。

姥捨て山の山姥二人、年に数度、里に下りる許可を許され、慰労の旅に出た。

そこは夢見の国。

会社に出向くよりも早く出発し、温泉の開館時間と同時に入館。

まずは温泉前に、整体マッサージの予約を済ませ、入浴場へと向かう。

脱衣所に入ってすぐに

「おねえちゃん、おねえちゃん」と、

スッポンポンのおばあさんに声を掛けられる。

えっ、私達!?と、たまたま「おねえちゃん」と声を掛けられ、顔を見合わせる私とS。

山を下りたはずなのに、まだ、姥捨て山から抜け出していないのか!!

そんな不安に駆られながら、笑顔で答える。

「鍵が合わないんだけど。」とおばあさん。

ロッカーのカギに番号札が付いておらず、どのロッカーに貴重品を入れたのかも忘れた為、「ここだと思う」ロッカーの鍵穴に差しても鍵が回らないのだと言う。

そんな訳で、私、「ここだと思う」近辺のロッカーに順番に鍵を差し込んだ。

すると、「ここだと思う」ロッカーの隣が開きましたの。

おばあさん「あら~。こっちだったんだ~。開かない訳だよね~。まさか、この格好で外に出ていくわけにもゆかないから~。老眼で見えないのよね~」と喜ぶ。

おばあさん、その恰好は犯罪です!!

さぁ、気分改め、まずは、入浴よ入浴!!

はぁ~~~え~~な~~~昼間の温泉。人も少ないので、ゆったりできる。

幸せってこういうことよね。山姥二人、山の汚れを落とすのである。

罪穢れはらいたまえ~、清めたまえ~。

そして、入浴後はマッサージタイム。

まな板の上に載せられたトド二頭。

「ここを我慢すれば、後に快楽が待っている」と必死に痛みに耐える。

・・・・・・50分後

「いやぁ~、体が軽くなったよね~」と二人。

注:数字的に体重が減ったのではありません。むしろ、これから増々増量することに。

で、ビールを一杯。は~っ、皆が仕事をしている最中に飲む酒は格別よね。

そうそう、スタジオの新年会って、やっぱり、マネージャーも誘った方が良かったのかしら?多分、軽く、拒否られるよね。ババァはババァ同士でやっちゃって下さいってさ。

ダハハハ~!!と、もう自虐ネタで笑い転げる悲しい山姥二人。

そして、二回戦、またの入浴タイム。

脱衣場の入口でおばあさん二人、腰かけて雑談中。

何故か、上半身は服を身に着けているのに、下半身はスッポンポン。

頼むから、ズロース履いてよ。ズロース!!注:ズロースとはパンツのことである

山姥二人、新年会で自分たちを上回るご老人軍団に衝撃を受ける結果となった。

まだまだ、修行が足りない!!今年はスッポンポンでまいらねば!!

・・・・・・恐らくマネージャーに止められるだろう。

それでは、皆様、ご安心して、遊びに来てくださいね。